リノベーション詳細
- エリア
- 東京都
- タイプ
- マンションリノベーション
- 延床面積
- 69.28m²(施工面積:69.28m²)
- リノベ費用
- 1000万円
- 間取り
- 施工前:3LDK → リノベ後:1LDK+書斎
- 築年数
- 50年
- 改修範囲
- フルリノベーション
- 完工日
- 2018年7月
間取り図ビフォーアフター
BEFOREリノベーション前
AFTERリノベーション後
シンプルさの中にこだわりがある空間
ご夫婦ともにシンプルなデザインのリノベーションを好まれ、その世界観をふんだんに盛り込みました。
天井や壁は明るさと清潔感のある白塗装を施し、日中は太陽の日差しだけでも、室内をふんだんに明るく照らしてくれます。明るい室内なので、照明は間接照明中心。天井にはライティングレールやスポットライトを設置し、夜は幻想的な世界を映し出すことができるようにしました。
そして特に特徴的なのが、丸みがあり可愛らしいアーチ型に開けられた出入り口です。そこはまるで、メルヘンの世界に入り込む入り口のよう。アートクチュールのフローリングで敷き詰められた廊下も、木の質感が強いだけあって、森の中の小さな小部屋に入り込んでいくような気分にさせてくれます。
キッチンにはアーチ型の出入り口から出入りできる
素材、形状、色彩とどれをとっても、家の雰囲気づくりを盛り上げるチョイスを行っており、夫婦の強いご希望を見事に反映したリノベーションマンションが、ここに完成しました。
室内窓とアーチ型の出入り口が特徴的な書斎
各所に設けられた造作の棚も、ご夫婦の趣味のインテリアを置く空間として、活用。造作とご夫婦の趣味の品がさらに雰囲気をもり立てています。
玄関から廊下への通りにもアーチスタイルを用いている
空間のつながりを意識したリノベーション
また先程のアーチ型の出入り口に象徴されるように、施主様ご夫婦は特に空間同士、部屋同士のつながりを強く意識されました。
趣味の部屋である書斎は、大きな室内窓を設置。個室でも断絶された空間にせず、室内窓を設けたことで、連続した空間にして、家の中に一体感を出しています。室内窓は光や風を取り入れることができる、機能性の高さも魅力です。
また黒い造作のドアにも注目。特注のドアノブを付けた黒い造作ドアは、アクセントとなるだけではなく、こちらもガラス窓を設けたことで、部屋と部屋をつなげる役割を持っています。
木の質感をもたせた造作の黒いドア
寝室にはちょっとレトロ感のあるガラスブロックを使い、外の光を取り込むと同時に視線はきちんと遮っています。ガラスの使い方にこだわったご自宅は明るく爽やかな家になりました。
モザイクタイルを張り込んだ造作の洗面化粧台