リノベーション詳細
- エリア
- 東京都
- タイプ
- マンションリノベーション
- 延床面積
- 60.48m²(施工面積:60.48m²)
- リノベ費用
- 850万円
- 間取り
- 施工前:2LDK+W → リノベ後:2LDK+W
- 築年数
- 46年
- 改修範囲
- フルリノベーション
- 完工日
- 2020年7月
間取り図ビフォーアフター
BEFOREリノベーション前
AFTERリノベーション後
落ち着くリノベーション
仕事から帰ってきてほっと一息。家にいる時間で本来の自分を取り戻す。心から落ち着くことのできる場所があるって幸せですよね。自由に設計できるリノベーションで、心からくつろぐことのできる空間を実現しました。
こちらは玄関を入ったところです。
フローリングのナチュラルなオークと、玄関フロアに使われている淡いグレーのタイルが優しい雰囲気を感じさせます。それとは対照的に、各部屋の扉やシューズボックスは濃い色味をセレクトしました。
色のコントラストが全体をぼんやりとさせずに程よく引き締め、より洗練された大人のイメージです。
右側に大型のシューズボックスがあります。たくさんの靴を隠しておくことができるので気兼ねなく収納が可能です。収納棚の一部は姿見になっているので、外出時の身だしなみチェックをするにも便利です。
シューズボックス下部には足元照明が設置されています。
この照明が間接照明となり、玄関スペース全体がシティホテルの様な高級感のある空間となっています。
こちらは大きなLDKです。キッチンの向きを変えてダイニングから行き来しやすい導線となりました。
フローリングは天然無垢材のオークを使用しています。自然の色味と木目を生かすために、無塗装のものを採用しました。無垢材でしか感じることのできない、自然の温かみと本物志向感があります。
無垢材は実際に新建材フローリングと比較すると表面温度が下がりにくい性質があるので、真冬に裸足で歩いても冷たく感じません。裸足で生活する心地よさを感じられるのは無垢材ならではと言えるでしょう。
年月とともにフローリングが劣化するのではなく、木の風合いが変わり、深みのある味わいへと変化していくのも、無垢材の特色です。
照明はダウンライトでスッキリと。
ダイニングテーブル上部に当たる部分と、キッチンカウンター上部に当たる部分のみ、白のライティングレールを設置し、好きなペンダントライトを好きな位置に置けるように設計しています。
こちらはLDKの中でもひと際目を引くキッチンです。キッチン部分のフロアには落ち着きのある濃い色味の石調タイルを採用しました。システムキッチンも同系色で統一し、重厚感があります。
キッチン背面からダイニングにかけて、一面に収納棚を造作しました。
自然な濃い木目を使った棚は、フローリングとマッチし、存在感があります。
壁面にはキッチンフロアと同調の大きなタイルを採用しています。扉を付けているので食器類は全て隠せる収納です。キッチン家電はキレイに整列して配置できるようコンセント位置も計算されています。
吊戸棚上部のバーライトが優しく天井を照らします。更に吊戸棚の下部には定間隔にダウンライトが仕掛けられています。キッチン家電や雑貨など、目に見える物たちを上品に上から照らし、より洗練された空間と見せる演出となっています。
壁一面が収納になっているので、キッチン用品のみならず、その収納力は一目瞭然。
ダークな色味と間接照明により、一流料亭のような落ち着きと高級感のある空間となっています。
こちらはメインベッドルームです。
ここでも照明はダウンライトでスッキリと。クロスは薄いグレーを採用しました。天井の白と、幅木の白とのコントラストが清潔感を際立たせます。無駄を省き、隠せるものは隠し、ホテルの様に落ち着くベッドルームです。
隠したいものは隠せるように収納を作り、ダウンライトで空間全体をスッキリと。見えるところは無駄が生まれないように設計されています。間接照明を上手に取り入れ、深い色味を合わせて、大人の落ち着く空間を作り上げました。
流行に左右されないデザインは、今後何年経っても違和感なく、共に生活する場として在ることでしょう。